所属の話。

 

半年ぶりくらい?に気まぐれに更新します。

 

 

最近めっきり一人で行動することが多くなって、改めて思うようになったこと。

 

「なんか自分って、どこにでもいてどこにもいないな。」

 

なんかこんなようなこと呟いた気もするけど、特に強く感じるようになってきました。

人付き合いがめんどくさいというのも少しあるんだけど、それ以上に『馴れ合い』や『強すぎる帰属意識』への嫌悪感がすごい。

過去に親にも「あんたは誰と仲良くしているのかわからない」と言われたことがあって、あぁこういうことか、と納得した気分です。

 

私はどれだけ仲良くしていてもその人と365日いたいわけではなくて、週に1・2回会って楽しく話が出来たらいいかなくらいにしか思ってないんですが、そうでない人も多いようで。

どこへ行くにも一緒。何もするにも一緒。くだらない名前のコミュニティで括って『仲間最高!』と叫ぶ。

群れてしか何もできない人間が自立してない人間のように思えてしまって、すごく苦手なんです。

 

だから私は同期イベントにも一切参加しなかったし、サークルの集まりにも顔を出さなくなったし、Twitterリア垢の更新もほとんど止めてしまいました。

最近の人付き合いと言えば、共通の趣味のある友人とたまにご飯食べたり話したり、同じ授業を取っている学生とミーティングしたり、彼氏とお酒飲んだり出かけたり…とかそれくらいです(サラッと惚気る)。

 

彼氏という存在。実は私にとってはとても大きな存在です。

好きでいてくれるからとかそういう事ではなく、純粋に『私を大学というコミュニティから引き剥がしてくれるから』です。

仲のいい友人、授業で面識のある生徒も、皆同じ大学で過ごす仲間です。

こんな捻くれ者の私と一緒にいてくれる希少な人達ではあるけれど、大学というコミュニティの中に存在している限り『内輪感』を感じてしまうんですよね。

その点彼氏はおかしな出会い方もしてるので、全く違うコミュニティから来てる人なんです。

過ごして来た環境が違うのだから、会話をする上での前提が違う。

確かにそういった点ですれ違うこともあるのだけど、お互いかなり寛容な方ではあるので、違いを受け入れながら楽しんでいると思います。

そして何より、接点がないから執着しないんです。

同じ括りにされ行動を制限されて、ウンザリすることもない(カップルという括りは置いておいて)。

至ってお互いが自由というか、嫌に足を引っ張り合う関係じゃないのが良い。

 

「○○だから××なはずだ」「☆☆にいるなら**しなきゃ」とか、そういう言葉がアレルギーになるほど嫌いなので。

ある括りの中に完全に入れられてしまう前にそこから抜け出してしまう癖、治らない。

新しいものが好きで飽きっぽいという性格のせいでもあるんだろうけどね。

 

そうやっていろんなところを渡り歩いてきた(つもり)なので、友好関係?は広めなんですよ。

あちこちで仲良くなって、親友になる前に別の人のところへ行く。

馴れ合ってしまうから。帰属意識が強まってしまうから。主語が『私たち』ばかりになるのはごめんだ。

だから人と強固な関係を作るのが苦手なんです。

 

これが『どこにでもいて、どこにもいない』と考える所以。

 

こんなん書いてると「じゃあ今いる彼氏さんも関係がさらに密になったら『気持ち悪い』って感じるんじゃないですか?」とか言われそうだな。

実際その可能性は十二分にありますよ。それは私も危惧しているところ。

その前に「お前は俺がいなくても生きていけそうだよな」って捨てられると思いますけどね!笑

正直わからないですけど、現状では彼氏が私の心の救いでいてくれている、ということです。メシア。

 

 

それで、これから社会人になって名古屋に戻るのだけど。

私は名古屋(というか愛知県・東海エリア)の、排他的で保守的な姿勢もすごく嫌いです。それが嫌で飛び出したというのもほんの数ミリありますので。

そんな場所で私が発狂せずにどれだけ耐えられるか、見ものですね。

乞うご期待!

 

おわり

変態の話。

 

 

はいこんにちは。

 

今日は変態についてのお話です。

スケベとかエッチだとかそういうお話ではないので悪しからず。

 

人にはフェチだとかこだわりだとかがあって、何かしら変態的な一面を持ってると思います。

私でいうとそれが『音』にあたります。

音について少し語ってみたいなって思ったのでちょっと書いてみますね。

 

 

自分が音に関して他の人より敏感だなって思ったのは小学生の頃。

5歳の頃からピアノを習ってたので、歌や音楽には同い年くらいの子よりもより多く触れてたかもしれない。

 

そのピアノ教室でレクとして音当てゲームみたいなものをよくやっていたんですが、それがまあ良くできたんですよね。

ピアノで音を鳴らしてその音が音階でいうとどれにあたるか当てるゲームだったんですけど。

 

同じ時期に始めた子は1音の正答率が70%くらいだったんですけど、私は3音鳴ってもそれが綺麗な和音になってるなら当てられました。

多分ピアノを習い始めて1-2年くらいで、当時先生にもビックリされてて、自分も「エッ私才能あるんじゃん???」と鼻高々になっていました。

 

家に帰ってから親にも自慢して、それからの私の遊びといえば、家のあらゆるものを叩いて聞こえてくる音を音当てすることでした。

 

母「(茶碗をスプーンで叩いて)これは何の音?」

私「ド#!!!!!」

母「(平皿を叩いて)これは?」

私「シ♭寄りのシ!!!!」

 

みたいな。今思えばなかなかキモいことしてんなあ。

 

それからはいろんな音に興味を持つようになりました。基本的には音楽関係ですけど。

 

ギターも始めて、コード表やタブ譜見なくても自分で適当に弾いて音当てしてみたり。

あとドラムにも興味持つようになって、ドラムもちょっとやりました(2週間で辞めた)。

ベースは楽器自体のサイズが大きくて、私の手には負えませんでした。

ここらへんは中学生の時の話です。

 

で、バンド系の楽器を経験したこともあって高校では邦ロックにハマります。

その頃からボーカルとかというよりはベースラインやドラムのリズムや音作りに注目するようになります。今でも素敵だなあと思う曲はリズム楽器が印象的なものが多いです。

 

ちなみにリズム楽器に集中して聴き始めた理由は「他のミーハーなだけの奴らと私とは違うし…」「私はボーカルの声だけが好きとかメンバーの顔だけが好きとか言う奴なんかにゃならねぇ」って思ってたから。しょーーーーもな!!!!!中2かよ!!!!!!!!!

 

この頃私が衝撃を受けたのは[Alexandros]の『Kick & Spin』。

https://youtu.be/SBMlkYYtLls

 

疾走感あるけど本当にドラムの音作りにセンスあります。スネアもシンバルもバスドラもどの音もどタイプ。あとリズムも。手数も多いのにすごい。

サビで8ビート打たないの!?そこでタム打つの!??って、私の常識が覆されたようなそんな感覚。

 

彼の名前忘れちゃったけど、本当にドロスのドラムはすげえよ。

 

 

あと[Alexandros]って歌詞で英語使うことが多くて、「ようぺ(ボーカル)かっこいい❤️」ってなる女ファンが多いんですよね。

でも個人的に言えばようぺの英語ってめちゃくちゃ微妙なんですよ。()

発音は英語のそれでも、発声が日本語っていうか。チグハグ感。

日本人に限りなく多いこのパターン。私も例に漏れずチグハグなので、人前で洋楽ってまず歌わないです。なんか違和感がすごくて集中して歌えないから。

 

で、ようぺって生歌も不安定な方なんです。

ライブとか行くと「…え?」って露骨に変な顔しちゃうレベルで音外します。

でもなんかめちゃくちゃカッコいいんですよね。ようぺの見た目が良いってのもあるけど。きっとリズム楽器のせい。

初めてドロスのライブに行った時にこの曲聞いて大号泣したの思い出した。

 

 

ただのドロスファンみたいになったのでここら辺でやめておきます。

 

 

で、今音楽系のサークルに所属してるのもあって、音への関心が途切れることがありません。

ちょっと前まではコード(和音)の勉強をしてて、周囲の人に合ったコードを見つける遊びをしてました(これまた気持ち悪い)。

 

 

そんな私の最近気になる音は話し声

 

就活生としていろんな会社のお話を聞く機会があるんですが、話の内容よりも全然話し手の声の方に興味がある。

各社にお伝えしたいんですが、人事の方は見た目や話のうまさだけじゃなく声でも選んだほうがいいですよ、絶対。

 

特に男性の声の好みが最近やっと固まってきました。

声のトーンは高めでも低めでもなく、甘めのくぐもった感じのある声がどストライクです。芸能人で言うと向井理が理想に近いかもしれない。

そういう声聞くだけで「抱かれてェ〜!!!」って思えます。声のパワーっょぃ!!!!!!!!!

 

女の人は話し声には好みがそんなにないんですけど、そのぶん歌声に対するこだわりが強いです。

ハマっているハロー!プロジェクトから引っ張ってくると、鞘師里保菅谷梨沙子みたいな太くて中性的な声が好きです。

でも夏焼雅ちゃんも好き。なんか声がエッチだから。

 

本当に声に人柄が出ると言うか…とにかく声が魅力的な人は魅力的なんです!!!!!

 

もちろん自分の声にも興味はありますよ。

小学校高学年〜高校1年生までどっぷりとオタク文化に浸っていたネットギーグだったので、話し方もすごくオタクっぽかったんですよね。

オタク卒業(?)と共に自分の話し方の気持ち悪さに気付いて、実は少し矯正して今に至ります。

 

今でも自分の話し方には満足してなくて、直したい点もまだまだあります。

今は滑舌を矯正したい。

 

私はソ以外のサ行が苦手で、そこを直したいってここ3年くらいずっと思ってます。

一般的には上手に発音できてる方だと思うんですけど、自分の口から発せられる音に納得できないので矯正したいんです。

あとイ段の音。できればウ段も正しく発音できるようになりたいな…と一度こだわり出したら止まらなくてダメです。

 

 

あと、人は皆同じ声に好感を持つのかとか、CMやお店の入り口で使われるあの音楽に心理的な効果があるのかとか、なんかそこらへんの勉強がしたいです。つまり専攻を変えたい()

 

 

というくらい私は音に関してはかなり変態です。

なんか他にも語りたいことはあるんだけど、うまく文字に起こせないので、それはまた今度!

 

Iki

 

 

フェミニストの話。

 

 

 

こんにちはのえみです。

 

 

今日は大学の卒業式です🌸

 

先輩たちおめでとうございます、と同時に

来年自分の番なのか…!?と信じられない気持ちになってます。

 

 

さーていつぶりの更新だよ!!って自分でも思うけど、

とりあえず今日はフェミニズムについて。

 

なんで記事にしようかと思ったかというと、それ関連のツイートがバズってたのを見たから。

 

女性蔑視が続いてて、被害を受ける女性は後を絶たない、みたいな。

 

 

身体的にも女性の方が弱くて、

虐げられてきた時間が歴史的にも長くて、

 

だからこそ今『女性を守ろう!』って活動が盛んなのはまあ納得はできるんですけど。

 

最近は平等どころか女性重視が過ぎてませんか?って私は思っちゃいますね。

 

 

なので私はかつて男性蔑視についての論文(?)を書いたことがあります。

 

簡単に言うと、

 

「女性優位目指してんの?ってくらい結構過激な活動がなされすぎて、男性肩身狭くない?」

 

って内容です。

(先生に非常にウケた)

 

 

私は昔から女というカテゴリーに縛られるのが嫌いで

 

近所の男の子たちとカブトムシを捕まえに行くのが好きだったし、

休み時間は校庭の木に登ることが一番の楽しみだった。

 

小学校の頃使っていた絵の具セットや習字道具セットは

基本的に青でした。

 

 

「女の子なのにピンクじゃないの?」とかしょっちゅう言われてましたが

 

「私ゃこっちが好きなんだほっとけよ!!!!」

って言い返してた気がする。

 

 

あえて男の子っぽい物事を選んでたんじゃなくて、

ただ純粋に楽しい、好きだと感じたものが

たまたま男の子寄りだったってだけで。

 

 

女としての自分以前にひとりの人間としての自分を殺してしまうので、

わざわざ多数派を選ぶということはしません。

 

選んだものが多数派だったりはするけどね。

 

 

 

そんな感じで、変に『女性』というラベルを貼られると

逆に選択肢が狭まるというか、

なんか自分らしくいられない気がする。

 

「荷物持つよ(『重いものは男が持つよ』というニュアンス付)」とか、

さすがにあまりに荷物が多いときは有難いけど、

「いや私の荷物だし自分のものくらい自分で管理したいんで…」って思うし、

 

「これは女の人がやることじゃないから」って言われると

「え?私には出来ないって思ってんの?」っていう

反抗心がムクムクしてきます。

 

 

なんか、一人の人間として敬意を払ってほしいかな。

変に「女性だから」って気を遣わなくて大丈夫です、と言いたい。

 

予想以上に女って強いと思います。

メンタルもわりと鋼な人が多い、失敗を避けてしたたかに生きてるし。

 

フェミニズム!女は弱い!守ってやらねば!!

みたいな手厚い支援がなくとも

わりとやっていけると思います。

少なくとも私は。

 

 

男女平等(もしくはフェミニズム)という言葉よりも、私は人類平等を掲げてほしいかなって常々思ってます。

(これまた大きく出たな〜と自分でも思う)

 

 

でも、フェミニストによる庇護があるからこそ

安心して安全に生きられる女の人も多いんだろうねえ。

 

全員が納得する考えってやっぱりないんでしょうね。

正解ってなんなんでしょうね。(????)

 

まあ私の中での結論は、『男女平等という考えは古い』ってことです。

 

男女っていうカテゴリーを越えて、いち個人として

尊敬し合える社会になれば素敵だなってね。

 

 

すごい理想的でファンタジーで脳内お花畑みたいな答えになっちゃったけど!!!

 

しょゆこと〜〜〜

 

 

 

あけました!

 

 

2018年になってしまいましたね!

あけましておめでとうございます。このブログを見てくださっている数名の方、ありがとうございます。これからも地味〜に更新していきますので、2018年もよろしくお願いします🙇

 

 

シリアスな内容の記事になるので、「新年早々そんなシケた気分になりたかねぇよ!!」という方はスルーして頂いて構いませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年は私にとってものすごく色々なことがあった年でした。激動の一年。

 

初めて海外で1年間親元を離れて暮らし、

初めてクラブに行ったりタバコ吸ったり(タバコは一時的だから多分もう吸わない)、

人生のバケーションとしてヨーロッパを周遊したり、

好きだった人にフラれたり、

留学先で携帯を失くしたり、

何人ものルームメイトと部屋を共有したり、

生理がずっと来なかったり、

 

なんかもう、語るには濃すぎますね。

2017年の漢字一字を決めるとしたら『濃』ですねきっと。

 

 

2018年は2018年で忙しくなるとは思うんです。

就活生だし、単位も結構足りてないので頑張らなきゃいけないし、卒論もあるし、

なんなら留学中に両親に借金していたぶんのお金を返すためにバイトもやらなきゃいけない。

 

それでもきっと2017年には負けてしまうんだろうなあ、と。

2017年はあまりに濃密な時間でした。

こんなにたくさんの人と出会って、たくさんの場所を訪れて、たくさんの初体験をすることはこの先の人生でまずないだろうと思います。

 

 

 

私がそんな充実した留学生活を送っていた1年の間、実家では大きな事件が起こっていました。

 

大学院に通っていた兄が休学した、ということです。

 

 

10月上旬に両親の元に『おたくの息子さんが近頃授業に出席していない』という連絡が来たそうで、とりあえず兄の下宿先へ突撃してみたところ、引きこもりになった兄を見たそうです。

元から連絡がなかなかマメではなかったものの、それなりに元気にやっていたので大丈夫だろうと思っていたんですね。

今回ばかりは違いました。

 

母親が訪ねていった際、兄は「来るな」といって布団にくるまったままベッドの上から降りてこなかったんだとか。

昔から見た目に無頓着ではあった兄ですが、そんな簡単な言葉では片付かないほど手付かずな容姿で、

お笑いが好きでよく笑っていた兄と同一人物とは考えられないほどの、無表情で無口な人になってしまっていたそうでした。

 

 

母は驚きつつも、兄に学校に行かなくなった理由を聞こうとしては無視をされ続けました。

ついに聞き出せた引きこもりの理由は『両親への信用が無くなったから』でした。

 

元々第一志望の大学に落ちてしまった兄は「浪人して受験をやり直したい」と両親に言っていたんですが、

両親は「そんな金はない」「もし再受験したいなら全て自分でやれ」「1年だけでも受かった大学に通ってみろ」と兄に言い続けました。

 

兄は両親に従いなんとか4年間大学を通い切り、その中で本当に自分がやりたいことを見つけたので、大学院の受験をすることにしました。

しかし、大学院進学も失敗。そのやり直しも両親に否定され、結果的に本命ではなかった大学院に進学しました(就活はしていなかったため)。

その大学院でもやはり自分の望んだ勉強ができなくて、勉強している意味がわからなくなり、

更には自分の思い通りにさせてくれなかった両親への不信感が募った結果こうなってしまったそうです。

 

兄は以前のように『お父さん』『お母さん』ではなく、両親を『あなた方』としか呼べなくなってしまっていました。

 

それを知った両親は両親で傷つき、母親は毎日泣いて過ごしご飯もろくに食べられず痩せてしまい(今はすっかり戻りましたが)、特に兄から強く拒絶された父は兄と会話することすらできなくなってしまいました。

 

「あいつが今一番信用できる家族はお前だから、何かあったら支えてやってくれ」と帰国したばかりのときに両親に聞かされたとき、私は『私のいない間に大変なことがあったんだなあ』とどこか他人事でした。

 

 

そんな兄が連絡なしに年末に帰ってきたんです!

『兄がどんな姿であっても、いつも通り明るく振る舞おう』と両親と3人で決めたルール。

 

 

全く守れませんでした。

 

父も母もすごく自然に振る舞うんです。

「飯食ったかー?」とか「初売り行く?」とか。

 

そんな些細な質問にも反応してくれない兄が怖くて、

年末のお笑い番組にさえクスリとも笑わない兄が怖くて、

赤の他人のように、ゾンビのようになってしまった兄が怖くて、

そんな兄に拒絶されることが怖くて。

 

露骨に兄を避けてしまっている自分が嫌で、元日から泣くことしかできませんでした。

 

それも多分、兄がこうなってしまったのには私にも少なからず原因があるとわかっているからです。

 

 

兄がやりたいことを我慢させられてきたのは、次に控えている私のせい。

兄が褒められないのは、兄に負けじと競ってきた私のせい。

兄がコンプレックスを抱くのは、そうやって兄よりも良い結果を残してきた私のせい。

兄が心に闇を溜め込んでしまったのは、全て私のせい。

………と感じてしまって。

 

私の成功や今の状況は全て兄を踏み台にして成り立っているのかもしれないと思い始めてから、兄に対してものすごく申し訳なく思ってしまって、

そんな私が兄に「何があったのか話してよ」とか「これからどうするの?」とか聞くのがすごく図々しく感じてしまって、

文字通り一言もまともに話せていません。

 

 

でも、私が変に遠慮するせいで家族の関係がよりギクシャクしてしまうのもとても怖い。

新年早々、ものすごい壁にぶち当たってしまったように感じます。

 

こんなブログに書いたところで解決はしないんだけどね。

でも私の肩の荷をおろすという点ではとても重要なことなんです。

付き合わせてしまってごめんね。

 

 

改めて『兄』という現実を目の当たりにしてしまって、正直かなり心が折れているし、

この先うまくやっていける自信がありません。

でも逃げてばかりもいられないので、少しずつ兄の心を解いていければな、と思ってます。

 

 

このことも含め、私の2018年の目標は『逃げない』にしようかな!

元々勝ちゲーばっか選んできた人間だしね!!

そして2018年末までには「今年は明るくて良い一年だったなぁ」と言えるようにしたいです。

 

それでは、今年もよろしくお願いいたします。

これを読んでいるみなさんにとっても、実りの多い1年になりますように!(強引にポジティブにもっていく)

 

 

 

 

 

ケータイが返ってきた話。

 

 

こんにちはのえみです〜。

 

 

先日のブログで書いたのですが、

私、ケータイを盗まれました。

 

『海外でケータイを盗まれたら二度と返ってはなこない』

『日本人は平和ボケしているので狙われやすい』

などという文句を散々私は留学前にネットで目にしていたわけで。

 

それなのに

『私はスリの多い国を旅してきたけど盗られなかったし』

リトアニアは平和な国だから』

という謎の自信により、すっかり大丈夫だと思い込んでいたんですね。

 

 

その結果人混み中でケータイを失くしまして。

報告のために警察と今住んでいる寮との往復を5回ほどいたしました。

 

1回警察のお姉さんにどギツく当たられて(「手を煩わすなよ平和ボケしてんじゃねぇぞアジア人」みたいに言われた気がする)

心折れたりもしましたが

 

 

後日警察から連絡がありました

『あなたの携帯が見つかりましたよ』と。

 

 

お話を聞くと、

とある少女が旧市街広場(ツリー点灯式の会場)の近くのベンチで私のケータイを見つけ

そのまま家に持って帰ってしまい(いけない but かわいい)

お父さんがそれに気づいて警察に連絡をくれた、というものでした。

 

私も自分の携帯宛に

 

「このiPhoneを見つけた方はカウナス警察署に持って行ってください」

 

というメッセージを英語で送信していたので

無事に携帯ちゃんも保護されたのでしょう。

 

 

IMEIナンバー(ケータイの識別番号)を警察に届けていたとはいえ

iPhoneは自分の元に戻らないという思いが半分以上あったので、

思わず連絡が来た時は

 

 

 

 

 

マジで??wwwwww

 

 

 

 

 

 

って思いましたし、実際言いました。

嬉しいというよりもただただ笑えましたね。

 

 

警察署で現物を手にしてから、データの確認のためにいろいろなアプリを起動しましたが、

全く変化はありませんでした。

 

カメラロールも開いたところ、

きちんと点灯式までの写真は残っていました。

よかったぁぁあ〜〜〜!と思わず日本語が出ましたね。

 

 

しかし見知らぬデータも追加されていたわけです。

 

確認してみると、真っ暗な画面が2秒間続くだけの動画と、知らない人の横顔の写真。

動画の方には女の子の声が入っていました。

 

たぶん、初めてiPhoneを手にした女の子が

好奇心でカメラを使ってみたんだろうなぁ。

カメラならパスコードロックを解除しなくても起動できるもんね。

なんか和んだ。

 

 

そしてケータイを警察に届けてくれたとても優しいパパ、ありがとう。

本当にいい親子に拾われた。

 

でも、これは本当に幸運中の幸運で

失くなったらまず見つかりませんよ!!!ほんとに!!!!

だから全データ消去の申請もしていたし(後ほど解除)。

 

 

ほんとにみなさんはお気をつけて。

 

 

 

Iki! 

 

 

スリに遭った話。

 

どうものえみです。

12月2日に街のクリスマスツリー点灯式があったので行ってきました🎄🎅

 

ただツリーやイルミネーションの点灯だけじゃないんですよね。

ヨーロッパの街ではだいたい12月1日に点灯式があって、それがクリスマス開会式の役割も担ってるんです。

クリスマスは2日間だけじゃないのがヨーロッパ。

 

その日からクリスマスマーケットが始まったり、各国のクリスマスに向けて色々な活動を始めます。

 

リトアニアで言うと、キリスト教信者(カトリック信者)はクリスマスに向けてお肉の摂取量を減らしていきます。

24、25日にはお肉を一切食べない!というのが伝統でしたが、そうする人はかなり少数派みたいです。

だけど形だけは、ということで摂取量は減らしていくそうです🍖

 

その始まりがだいたいクリスマスツリー点灯式と同じくらいだそうで(曖昧)

 

 

 

さてさて

私のいるカウナス市では、旧市街地にある広場で点灯式が行われました。

 

大きいステージやたくさんの屋台が準備されて、人もめちゃくちゃいました。

正直最初に広場に着いた時

 

 

カウナスってこんな人おったん!?!?」

 

 

 

って思いました。

久々にあんな人混み経験したよ。

夏休み中ヨーロッパの観光地回った時とか

東京歩いてるときとかと同じくらいの人口密度だった気がする…

 

 

点灯式ではサンタさんとかトナカイとか

白くまとかやア◯雪のオ◯フ⛄️とか(?)が

ステージを大いに盛り上げたあと

 

 

 

 

Trys

 

Du

 

Vienas....

 

 

 

 

というカウントダウンの後、ツリーが点灯🎄!

 

だったのですが、なんかあんまりパッとしない感じで

すごく残念でした(笑)

まあそこがリトアニアらしいというか何というか…

 

 

そのあとはステージで民族音楽や地元の有名アーティストのパフォーマンスがあったり。

その中でひとつ、かなり異質な集団が。

 

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LEDを身に纏ってダンスをする集団。

 

 

 

あれ?これどっかで見たことあるな?

 

 

 

そうなんです。

America's Got Talentで有名になったダンスチームだったんです〜〜〜!

 

ウクライナのチームだとかで。

なるほど距離的にはパフォーマンスしに来ていただくことは可能だなと。

 

 

実はこの方々がパフォーマンスしてるとき

私はマーケットの方でのんびりホットワイン飲んでました🍷

ちゃんと見ておけばよかったよ〜;;

 

それにしても氷点下の中で飲むホットワイン

最高すぎました……!

涙が出てきそうなほど美味しかった…

 

 

そんなワインも飲み終わってしまって、さあ次のお店も見てみよう!

と立ち上がったところで

 

気づきました

 

 

 

ケータイがない。

 

 

 

 

アウターの右ポケットに入れておいたはずのケータイがない。

 

私はかなりのケータイ依存症なので

そのケータイに触ってなかった時間は

たったの3分。

 

 

その間にサラッとスられていました。

 

いや噂には聞いていたけども。

スリには気付かないものだと。

 

まさかこんなにうまくスられると思ってませんでした。

むしろ「ふぁあスリしゅごい」と関心した。

 

 

観光客の多い夏のヨーロッパを旅行して

その間一切スられてなかったので

謎の自信がついてましたね。

あと「リトアニアは平和だから」という先入観。

 

ほんまに甘く見たらいけませんね。

 

 

GPS機能オフ、現地のSIMカードなし(つまりWi-Fi環境下以外ずっとオフライン)ということで

iPhoneを探す』は全く機能せず。

 

警察に届け出てみましたが、

「オフラインでは探しようがない」

と言われてしまい、

 

最後の手段として

IMEIナンバーを利用した捜索をお願いしました。

 

 

IMEIとは所謂識別番号のことで、

iPhoneの場合は購入時の箱に書いてあります。

たまに本体に書いてあったりもするよ。

 

それをとあるシステムに打ち込むことによって

衛星でiPhoneを探すことができるのだとか。

 

 

正直「スられた!」と気づいた時点で

自分のケータイが返ってくるとは思ってなかったのですが

とりあえず今そういった捜索をしてもらっています。

 

 

あと、

「回線停止しないと勝手にネットを使われて多額請求がくる!」

などという恐ろしいことが

ネットには書いてありましたが

 

幸いにも

出国前に電話番号・メールアドレス保管を携帯会社でしてもらっていた

現地で利用可能なSIMカードを挿入していなかった

 

ので、全くその心配はなかったです。

 

 

データの抜き取りとかも怖いですね。

私はiPhoneの言語設定を英語にしてたので、

もしかしたら簡単に情報を抜かれてしまうのではないかと思って

iCloudを使った遠隔操作でロックをかけました。

 

 

なので二次災害はない…

恐らく……

 

 

 

ただ、ひとつかなりつらかったのは

写真のバックアップを完全にとっていなかったこと。

 

ここ最近イベントに参加したり、旅行にいったり…と

写真を撮ることが多かったのに、

なんとバックアップを

10月上旬までしかとっていなかったんです。

 

なのでおよそ2ヶ月分の思い出が

目に見える形として

残せなくなってしまいました。

それに関しては今もまだかなり落ち込んでいます。

 

 

 

とりあえず!

 

IMEIナンバーは必ず保管しておこう!

購入時の箱は捨てないでね!

言語設定も母語にしておこう!

かっこつけて英語とかにしなくていいよ!

写真のバックアップはこまめにとろう!

連絡先などは言うまでもないよね!

iPhoneユーザーは、『iPhoneを探す』機能を

必ずオンにしておこう!

海外旅行中にスられたら、

まずは携帯会社に連絡して回線を止めてもらおう!

回線停止手続きは基本24時間いつでも受け付けてくれるけど、

本人でないと手続きを行うことはできないよ!!

 

これ全部、お姉さんとの約束だよ!

 

 

ちなみに私は以前使っていた

iPhone5Sもこちらに持ってきていたので

今はそちらを使っています!

2台持ちサイコーやぁ

 

 

 

あと、お世話になった警察官さんたち、

みなさんとてもいい人でした。

 

特に紛失物担当のお姉さん。

金髪でまつ毛バサバサ、

香水キツめでネイルもバッチリ。

 

あれ?クラブでお会いしましたっけ?

ってくらい、

ただの強めリトアニアンギャルでした。

 

生地がしっかりした制服にも関わらず

お尻がプリッとしてるのがわかって

非常によかったです(???)

 

 

 

ともかくも

本当に人混みでのスリには気をつけてくださいね!

特に海外!

安全だ治安がいいだと言われているところでも

スられるときはスられます。

(私の友人の父親もかつてデンマークでスられてます)

 

彼らはプロです。

本当に気付かないもんですので。

 

 

 

十中八九返ってくることはないだろうiPhone6Sを思って

今夜も眠りにつきます。

 

おやすみなさい🌙

 

 

近づく終わり。

 

こんにちは。のえみちゃんです。

ついに先日、私の留学最後の授業が終わりました。

ちなみにハンバーガー食べてたら遅刻したよ🍔

 

 

海外の大学っていうと年末まで授業があって

新年は友達や恋人と過ごして

年明けから試験週間っていうスタイルをとるところが多いんですが、

 

私の大学は夏休みが短い(夏休みの終わりが早い)代わりに、クリスマス前には試験も全て終わってくれます。

9月から11月までが講義期間で、12月1日から2-3週間の試験期間というかんじです。

 

授業がない…帰国準備にあてる時間が長くなったので、留学生活の終わりを実感しています。

もっと本当はいろんなところに行っていろんなことをしていろんな人に会いたいと思ってはいるのですが

何せ日照時間が短く(たぶん今6時間ちょい)、かなり行動が限られている状況です。

 

しかも鬼寒いしな!!!!

今日も吹雪でした。

 

ここリトアニアの雪は、量は降るんですが積もらずすぐにベショベショになります。

それが凍って軽いスケート場状態になりますね。

いやもう。降るなら積もってほしい。

 

 

気温は-3℃〜3℃をうろうろしてる感じです。

最高気温と最低気温の差が小さいけど、一日中ずっと寒いです。

 

日本ではマフラーやストールとかつけない派なんですけど、ここでは無しではやっていけないですね。

風が強い且つ冷たすぎて顔が痛いので、顔を守るためにマフラーぐるんぐるん巻いてます。

 

 

そういえば去年の1月に来立(リトアニアは漢字で立陶宛と書きます)したときも絶望したなぁ…

寒いときはちょっとまつ毛が凍った。

 

寒さが厳しくなればなるほど、1年という長いようで短い時間の経過を感じさせられます。

あれから四季を一周してしまったんだなぁ、と。

 

 

ちょっとした帰国ロスなのと、ポケ森の配信のおかげで(リトアニアも配信国なんですよ!)

わりと何も手についてません。

授業っていう荷がひとつ下りて時間ができたので、ぼーっとしたりゲームしたりする時間が更に増えました。

 

この留学中は結構課題も少なめでしたしバイトやサークルの活動もなかったので、

手持ち無沙汰になることが多々あったんですが、

その時間を有効活用するってことがものすごく下手だ(った)なぁと今改めて思います。

 

もっと旅行にも行けただろうし、

もっとたくさんイベントにも参加できただろうし、

もっと友達と過ごせただろうし、

なんならもっと勉強できただろうな〜と。

 

やっぱりある程度追い込まれないと自分はやらない人間で

ある程度いい出来のものも追い込まれた時に生まれるんだなと

 

異文化や他言語について学ぶだけじゃなく

自分のことを省みることもできた留学でした。

 

 

いやーーーなんかしんみりしちゃったな!

こんなこと言ってるけどまだ帰りませんよ!

そんなすぐ帰ってたまるかよ!!

 

明日は友達の誕生日サプライズして、

そのあとに現地の学生に鍋を振舞って、

明後日はクリスマスマーケットに行くんだから!🎄🎅

 

やることまだまだ盛りだくさんです。

最後までキラキラの留学生活にするぞ〜。