ケータイが返ってきた話。

 

 

こんにちはのえみです〜。

 

 

先日のブログで書いたのですが、

私、ケータイを盗まれました。

 

『海外でケータイを盗まれたら二度と返ってはなこない』

『日本人は平和ボケしているので狙われやすい』

などという文句を散々私は留学前にネットで目にしていたわけで。

 

それなのに

『私はスリの多い国を旅してきたけど盗られなかったし』

リトアニアは平和な国だから』

という謎の自信により、すっかり大丈夫だと思い込んでいたんですね。

 

 

その結果人混み中でケータイを失くしまして。

報告のために警察と今住んでいる寮との往復を5回ほどいたしました。

 

1回警察のお姉さんにどギツく当たられて(「手を煩わすなよ平和ボケしてんじゃねぇぞアジア人」みたいに言われた気がする)

心折れたりもしましたが

 

 

後日警察から連絡がありました

『あなたの携帯が見つかりましたよ』と。

 

 

お話を聞くと、

とある少女が旧市街広場(ツリー点灯式の会場)の近くのベンチで私のケータイを見つけ

そのまま家に持って帰ってしまい(いけない but かわいい)

お父さんがそれに気づいて警察に連絡をくれた、というものでした。

 

私も自分の携帯宛に

 

「このiPhoneを見つけた方はカウナス警察署に持って行ってください」

 

というメッセージを英語で送信していたので

無事に携帯ちゃんも保護されたのでしょう。

 

 

IMEIナンバー(ケータイの識別番号)を警察に届けていたとはいえ

iPhoneは自分の元に戻らないという思いが半分以上あったので、

思わず連絡が来た時は

 

 

 

 

 

マジで??wwwwww

 

 

 

 

 

 

って思いましたし、実際言いました。

嬉しいというよりもただただ笑えましたね。

 

 

警察署で現物を手にしてから、データの確認のためにいろいろなアプリを起動しましたが、

全く変化はありませんでした。

 

カメラロールも開いたところ、

きちんと点灯式までの写真は残っていました。

よかったぁぁあ〜〜〜!と思わず日本語が出ましたね。

 

 

しかし見知らぬデータも追加されていたわけです。

 

確認してみると、真っ暗な画面が2秒間続くだけの動画と、知らない人の横顔の写真。

動画の方には女の子の声が入っていました。

 

たぶん、初めてiPhoneを手にした女の子が

好奇心でカメラを使ってみたんだろうなぁ。

カメラならパスコードロックを解除しなくても起動できるもんね。

なんか和んだ。

 

 

そしてケータイを警察に届けてくれたとても優しいパパ、ありがとう。

本当にいい親子に拾われた。

 

でも、これは本当に幸運中の幸運で

失くなったらまず見つかりませんよ!!!ほんとに!!!!

だから全データ消去の申請もしていたし(後ほど解除)。

 

 

ほんとにみなさんはお気をつけて。

 

 

 

Iki!